2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.6 IV族系化合物(SiC)

[6p-A201-1~20] 15.6 IV族系化合物(SiC)

2017年9月6日(水) 13:30 〜 19:00 A201 (201)

原田 俊太(名大)、加藤 正史(名工大)、三谷 武志(産総研)

16:15 〜 16:30

[6p-A201-11] SiC溶液法C面成長における貫通らせん転位の低減

劉 欣博1、原田 俊太1、村山 健太1、村井 良多1、肖 世玉1、田川 美穂1、宇治原 徹1,2 (1.名大工、2.産総研)

キーワード:炭化ケイ素、溶液成長、転位

成長表面安定性の観点から、SiC溶液法によるバルク成長ではC面成長が主流であるが、C面での成長では成長表面にマクロステップが形成しにくいため、欠陥変換がほとんど起こらない。これまでに我々は、溶媒にTiを添加することによりC面上での成長において、成長表面にマクロステップを形成し、貫通らせん転位を基底面欠陥に変換することに成功している。本研究では、Si-Ti溶媒を用いたC面成長における貫通転位密度の変化を評価した。