[6p-A414-1~21] 3.8 光計測技術・機器

[6p-A414-18] 赤外線放射温度計による構造物に埋め込んだ光ファイバの破断点検出

〇萩原 園子¹、李 熙永¹、越智 寛²、松井 孝洋²、松本 幸大³、田中 洋介⁴、中村 一史⁵、水野 洋輔¹、中村 健太郎¹ (1.東工大、2.東レ、3.豊橋技科大、4.農工大、5.首都大)

キーワード：光ファイバセンシング、赤外線放射温度計、破断検出

本発表では、赤外線放射温度計(IRT)を用いて、構造物に埋め込んだ光ファイバの破断点検出法を提案する。光ファイバの破断点では光のエネルギーが熱に変わり、周囲の温度が高くなるため、これをIRTで検出するという原理である。本手法は、光ファイバの破断点の位置を精度よく決定でき、さらに低コストかつリアルタイムに動作するため、現場応用に適しているといえる。実験では鋼構造物に埋め込んだ光ファイバの破断点を検出する。