[6p-A414-1~21] 3.8 光計測技術・機器

[6p-A414-8] 狭線幅半導体レーザーを用いた無変調アセチレン安定化レーザー

〇吉井 一倫^1,3、朝比奈 優^1,3、増田 裕行^1,3、中川 賢一²、洪 鋒雷^1,3 (1.横浜国大理工、2.電通大レーザー、3.JST, ERATO 美濃島知的光シンセサイザ)

キーワード：周波数安定化レーザー

1.5 um帯を波長中心とする周波数安定化レーザーはファイバーコムの光周波数標準として重要であり，特に，天文コムの周波数標準として無変調で高い周波数安定度を持ったレーザーの開発が期待されている．狭線幅半導体レーザーを光源に用いて，ドップラーフリー分光法の1つであるModulation transfer法を採用し，無変調で高精度なアセチレン安定化レーザーを開発した．その結果，数10 kHz以下の線幅と，1秒の平均時間において3.0 x 10^-12の相対的な周波数安定度を達成した．