2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[6p-PB6-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年9月6日(水) 16:00 〜 18:00 PB6 (国際センター2F)

16:00 〜 18:00

[6p-PB6-4] 組織切片の伸展性応答:ひび割れパターンと病態

檀野 圭右1、大社 奈摘1、中村 直彦2、井口 公太2、池川 雅哉1、剣持 貴弘1、吉川 研一1 (1.同志社大学、2.京都大学)

キーワード:病理診断、機械工学、伸展

本研究は,病理組織切片に引張張力を印可することで,病態の進行度による組織切片の物理的特性の差異を利用した新規な病態診断方法の確立を目的とする.本研究では,マウスの肝臓組織切片を用い,張力印可後に形成される組織切片のひび割れパターンから病態情報の相違を抽出した.本研究が提案する方法によって,従来の方法では判別が困難であった肝臓がんと肝炎を定量的に判別することを明らかにした.