[6p-S22-1~9] 先進農業に向けたプラズマ応用最前線 ～新たな植物生育環境の開発･制御～

[6p-S22-4] 空気プラズマ照射による植物免疫システムの活性化

〇金子 俊郎¹、二瓶 健司¹、高島 圭介¹、安藤 杉尋²、高橋 英樹² (1.東北大院工、2.東北大院農)

キーワード：大気圧プラズマ、植物免疫システム、活性酸素種

筆者らは，水添加空気プラズマジェットから排出される活性種を含むガス (プラズマ活性ガス) を適正条件でイネ幼苗に照射すると，植物の生育に影響せずに防御応答マーカー遺伝子が発現誘導されることを観測するとともに，プラズマ生成ガス種，水添加量等を変化させ，プラズマ活性ガス中の活性種組成の制御に伴って，防御応答マーカー遺伝子の発現度が変化することを見出したので，その結果を報告する．