2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[7a-A503-1~12] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2017年9月7日(木) 09:00 〜 12:15 A503 (503)

熊谷 慎也(豊田工大)、手老 龍吾(豊橋技科大)

11:45 〜 12:00

[7a-A503-11] ゼラチン切片中の金ナノ粒子から脱離する金イオンの高感度検出

向 大輝1、新留 康郎1 (1.鹿大院理工)

キーワード:金ナノ粒子、質量分析

金ナノ粒子はLDIプロセスにより高効率に金イオンを脱離し、「Mass-Probe」として利用できる。これまでに、LDI-MSによる金ナノ粒子検出の定量性や検出限界を議論し、金ナノ粒子のイオン化は粒子の凝集状態に依存することがわかった。本研究ではゼラチン中に金ナノ粒子を分散し、その切片を作製することにより粒子が均一に分散した切片を実現した。その結果、金イオンは定量的に検出され、検出限界は 10 pM であった。