[7a-PA5-1~22] 3.8 光計測技術・機器

[7a-PA5-19] 超広ダイナミックレンジ分光光度計の開発

〇桑原 正史¹、福田 隆史¹、深谷 俊夫¹、森 雅宏¹、柴田 和樹²、一宮 孝博²、川端 宏信²、天野 高²、田所 利康³、延与 知紀⁴、伊藤 裕仁⁴、三宅 雅章⁴、和田 賢憲⁴ (1.産総研、2.分光計器、3.テクノシナジー、4.日本真空光学)

キーワード：分光光度計、光学濃度

分光光度計は、各種フィルター評価には不可欠な光学機器であるが、近年のフィルターの性能向上に伴い、更に高い性能を要求されている。そこで我々は、OD値として12程度を目標に開発を行った。光源の光を単色化した後、試料に入射、その後透過した光は、更に分光され光検出器に導かれる構造となっている。光検出器として、ロックイン検出、光子計数計測の二種類を採用し、それぞれOD=9、OD=12程度を達成した。