2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.4 薄膜新材料

[7p-C23-1~22] 6.4 薄膜新材料

2017年9月7日(木) 13:45 〜 19:30 C23 (C23)

土屋 哲男(産総研)、室谷 裕志(東海大)

18:45 〜 19:00

[7p-C23-20] 赤外・マイクロ波ハイブリッド加熱による多孔質TiO2層の焼成と色素増感太陽電池への応用

池谷 綾斗1、青山 貴裕1、ヴィオラ ナジャージ2、ヤーノシュ マダラス2、奥谷 昌之1 (1.静岡大院工、2.ブダペスト工科経済大)

キーワード:色素増感太陽電池、マイクロ波加熱

色素増感太陽電池(DSSC)の作用極はTiO2/FTO積層構造を有するが、FTO層がマイクロ波照射下においてこれを吸収して発熱することから、この現象を新規アニーリング法として利用することができる。さらに、マイクロ波による局所加熱効果を利用することで、TiO2/FTO界面の密着性の向上だけでなく、TiO2粒子間でのネッキングの促進が期待される。本研究ではこのマイクロ波加熱法を利用してDSSC作用極の作製を行い、その効果について検討した。