2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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[7p-PB5-1~4] 13.7 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイス

2017年9月7日(木) 13:30 〜 15:30 PB5 (国際センター2F)

13:30 〜 15:30

[7p-PB5-2] 配列GaNナノコラムによるGaN/AlGaN2次元電子系への周期ポテンシャル変調

宮地 晴子1、音 賢一1、中岡 俊裕2、石沢 峻介2、岸野 克巳2 (1.千葉大院理、2.上智大理工)

キーワード:ナノコラム

GaNナノコラムを二次元電子系(2DEG)の上に成長し、その2DEGの量子伝導を測定することで、周期的配列したナノコラムの電子状態に関する情報を得ることを目的としている。GaN/AlGaNヘテロ接合2DEGにGaNナノコラムを成長した試料に対して交流4端子法を用いて磁気抵抗を測定した。整合性磁気抵抗振動やシュブニコフ・ドハース振動(SdH振動)が観測され、2DEGがナノコラムのつくる周期ポテンシャルの影響を受けていることがわかった。また条件によってはナノコラム直下部分にもSdH振動を生じる電子が存在している可能性が考えられる。