2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[8a-PA1-1~17] 6.2 カーボン系薄膜

2017年9月8日(金) 09:30 〜 11:30 PA1 (国際センター1F)

09:30 〜 11:30

[8a-PA1-17] SiCインクから作成したP型アモルファスSiC薄膜の光電子分光法による評価

村上 達也1、増田 貴史1、下田 達也1 (1.北陸先端大)

キーワード:液体材料、アモルファスシリコンカーバイド

アモルファスシリコンカーバイド(a-SiC)は高い熱伝導性、化学安定性、そして大きな光学ギャップといった魅力的な特性を有している。近年、シクロペンタシラン (CPS) をシリコンソース、シクロヘキセン(CH) をカーボンソースとし、a-SiCの前駆体溶液(SiCインク)が報告された[1]。 CPSとCHの仕込み比率を変えることで光学ギャップ (Eopt) が制御できるものの、そのエネルギー準位に関する情報は分かっていなかった。そこで本研究では、X線、紫外線、電子線を用いた光電子分光測定を用い、電子構造を調べることを目的とした。