2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[8a-PB1-1~5] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

3.3と4.5のコードシェアセッションあり

2017年9月8日(金) 09:30 〜 11:30 PB1 (国際センター2F)

09:30 〜 11:30

[8a-PB1-4] 過完備独立基底の内因性特徴に基いた分光顕微鏡画像の線形信号分解

〇(P)長島 優1,2、岩田 淳2 (1.東京大理、2.東京大医)

キーワード:スパースコーディング、顕微鏡画像、分光

生物の視覚情報処理の数学的モデルとして提唱されたスパースコーディングは広義の独立成分分析の一種であり、過完備な独立基底の推定に用いられる。生物学的な興味に由来する特定の条件で、独立基底を分類・フィルタリングした後に画像を再構成すると、恣意性なく特定の画像特徴に相関する信号成分を取り出すことができる。この方法はノイズのある実測定データに適用が可能であり、また元信号の定量性を保たれる点が特徴である。