2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[14a-313-1~12] 12.1 作製・構造制御

2017年3月14日(火) 09:00 〜 12:15 313 (313+314)

三浦 康弘(桐蔭横浜大)

09:45 〜 10:00

[14a-313-4] インクジェットによる非ニュートン流体の吐出挙動

石原 治彦、木下 静雄、添田 勝之、五十川 昌邦、牧野 伸顕

キーワード:インクジェット、非ニュートン流体、チクソ性

微小な液滴を高精度に塗布できるインクジェット(IJ)法は,材料利用効率が高く,環境負荷も低減できることから,幅広い用途への展開が期待されている.この方式は塗布材料の粘度に制約があり,数十mPa・s 程度の吐出が容易なニュートン流体を用いることが一般的である.IJ 法において粘度100mPa・s 以上のチクソ性を有する非ニュートン流体を吐出した報告事例はほとんどない.本研究では,粘度100mPa・s 以上の塗布材料を吐出できる多ノズルIJ ヘッドを新たに製作し,非ニュートン流体における吐出挙動を明らかにした.