2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.7 結晶評価,不純物・結晶欠陥

[14a-F201-1~11] 15.7 結晶評価,不純物・結晶欠陥

2017年3月14日(火) 09:15 〜 12:15 F201 (F201)

鳥越 和尚(SUMCO)、仮屋崎 弘昭(GWJ)

09:15 〜 09:30

[14a-F201-1] 表面直入射配置における明視野同時回折X線トポグラフィ

〇(M1)鶴丸 哲也1、水落 博之1、鎌本 春花1、津坂 佳幸1,2、篭島 靖1,2、松井 純爾2 (1.兵庫県大院物質理学、2.兵庫県大・放射光ナノテクセンター)

キーワード:X線トポグラフィ

明視野Ⅹ線トポグラフィは転位像を大きな変形なく撮影できる。シリコンのミスフィット転位であるa/2<110>のバーガースベクトルbの決定のため、等価な{111}面からの回折を採用した。X線のエネルギーを13.7 keVとして試料(100)表面に対し垂直に入射することで、等価な{444}面からの回折を励起した。これらの像においてgb = 0,g・[b×n]≠0による残留コントラストが生じる可能性もあるため、g・[b×n] = 0を満たす{224}面からの回折についても検討した。