[14p-E205-1~14] 13.7 ナノ構造・量子現象

[14p-E205-4] 配置制御の為のPbS量子ドットのシリカコーティングによるサイズ拡大

〇奥村 勲¹、丹羽 慶輔¹、向井 剛輝¹ (1.横浜国大院工)

キーワード：量子ドット、量子回路、シリカシェル

現在、情報伝送を量子力学的に処理する量子情報通信が注目されており、用いられる有望な材料の一つが量子ドット(QD)である。量子回路実現に向けて、QD一個を位置制御出来るナノホールの作製技術が実現されている。しかし、QDサイズのナノホールを作りわけることは難しく、粒径による配置制御は不可能である。本研究では、QDの任意の配置を可能にすることを目指し、PbS QDをシリカコーティングによりサイズ制御できる技術を開発した。