[14p-F202-1~9] CS.8 3.11,3.12コードシェアセッション『フォトニック・プラズモニック構造および熱制御』

△ [14p-F202-8] 金属‐誘電体多層膜の構造最適化による高効率日中放射冷却

〇須一 貴啓¹、石川 篤¹、林 靖彦¹、鶴田 健二¹ (1.岡大院自然)

キーワード：熱輻射、誘電体多層膜、最適化

電力を消費しない自然の冷却機構として放射冷却に着目し，太陽光の吸収に伴う発熱が放射冷却熱量を大きく上回る日中において放射冷却可能なデバイスの設計を行った．発熱の原因となる可視光を反射し，熱放射を担う中赤外光を選択的に放射する金属‐誘電体多層膜構造を設計し，構造を最適化することで放射冷却熱量を最大化した．今回は解析結果に加え，構造最適化に基づき行ったデバイスの作製とその評価について報告する．