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△ [15a-211-10] テラヘルツ分析周波数の拡大と非破壊検査技術への展開
キーワード:非破壊検査、金属腐食
これまでGaPのテラヘルツ波発生領域である1から6THzの範囲でZn-Al鋼板上の金属腐食生成の分光測定が行われてきたが、テラヘルツ波吸収データベースの更なる構築のためにGaSeの発生領域である8.4から11.0THzの高周波帯域で測定を行った。低周波帯域の1.9THzに吸収ピークが得られていた水酸化アルミニウムについて、新たに8.8THzに吸収ピークが得られた。ATR-FTIRによって得られたスペクトルとの比較と合わせて考察する。