2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[15a-211-1~13] 3.9 テラヘルツ全般

2017年3月15日(水) 09:00 〜 12:30 211 (211+212)

永井 正也(阪大)、渡邉 紳一(慶大)

11:30 〜 11:45

[15a-211-10] テラヘルツ分析周波数の拡大と非破壊検査技術への展開

長谷川 涼1、木村 隆1、田邉 匡生1、小山 裕1、西原 克浩2 (1.東北大院工、2.新日鐵住金)

キーワード:非破壊検査、金属腐食

これまでGaPのテラヘルツ波発生領域である1から6THzの範囲でZn-Al鋼板上の金属腐食生成の分光測定が行われてきたが、テラヘルツ波吸収データベースの更なる構築のためにGaSeの発生領域である8.4から11.0THzの高周波帯域で測定を行った。低周波帯域の1.9THzに吸収ピークが得られていた水酸化アルミニウムについて、新たに8.8THzに吸収ピークが得られた。ATR-FTIRによって得られたスペクトルとの比較と合わせて考察する。