2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[15a-311-1~11] 12.2 評価・基礎物性

6.6と12.2のコードシェアセッションあり

2017年3月15日(水) 09:00 〜 12:00 311 (311)

間中 孝彰(東工大)、大戸 達彦(阪大)

11:15 〜 11:30

[15a-311-9] フラグメント分子軌道法を用いたペプトイド系の励起子ダイナミクス計算

星 健夫1、安部 友樹也1、大平 健太郎1、藤田 貴敏2、川田 修太郎3、望月 祐志3,4 (1.鳥取大、2.分子研、3.立教大、4.東大生研)

キーワード:励起子ダイナミクスシミュレーション、ペプトイド、フラグメント分子軌道法

生体模倣高分子であるペプトイド系を例として、フラグメント分子軌道法を用いた励起子ダイナミクス計算を報告する。ペプトイドはペプチドに類似した、機能デザイン可能な高分子材料として注目されている。我々は、第一原理フラグメント分子軌道法計算から1次元サイトモデル系(π-πスタック系)を構築し、エキシトン(2体)波束ダイナミクス計算を行った。10ps程度のダイナミクス計算により、拡散型の振る舞いが得られた。