[15a-F206-1~8] 22.1 Joint Session M

[15a-F206-5] Thermal property modulation of graphene by strain-induced phonon engineering

〇Satoru Konabe¹, Kento Tada¹, Takashi Funatani², Kenji Sasaoka², Matsuto Ogawa², Satofumi Souma², Takahiro Yamamoto¹ (1.Tokyo Univ. of Science, 2.Kobe Univ.)

Keywords:graphene, thermal property, phonon

本研究では、密度汎関数理論に基づく第一原理計算を用いて、グラフェンのフォノン分散関係と比熱の引張りによる変調について理論的に調べた。フォノン分散関係に関しては、引張りに伴い面直音響モードの分散関係の波数依存性が二次から一次に変化することがわかった。比熱に関しては、引張りにより低温領域における比熱の温度依存性が一次から二次に変わることが明らかになった。