2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

[15p-315-1~17] 13.8 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

2017年3月15日(水) 13:15 〜 17:45 315 (315)

重川 直輝(大阪市立大)、岡田 浩(豊橋技科大)

13:45 〜 14:00

[15p-315-3] GaN基板上原子層堆積Al2O3膜の経時的絶縁破壊(TDDB)

平岩 篤1,2、佐々木 敏夫1、大久保 智3、松村 大輔3、川原田 洋1,3,4 (1.早大ナノ・ライフ、2.名大未来研、3.早大理工、4.早大材研)

キーワード:Al2O3、絶縁破壊、GaN

GaN基板上に形成した原子層堆積(ALD)Al2O3膜の経時的絶縁破壊特性について検討した。同ALDにて用いた酸化剤はH2O、温度は450℃である。絶縁破壊寿命の摩耗(真性)成分は、分布が狭く良好である。他方、63%寿命は電界強度の指数関数であり、常用電界強度(2MV/cm)に対する推定寿命が10000年とマージンが比較的少ない。高温でのマージン確認とプロセス改善が今後の課題である。