2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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CS コードシェアセッション » CS.4 7. コードシェアセッション:ビーム応用大分類

[15p-318-1~11] CS.4 7. コードシェアセッション:ビーム応用大分類

2017年3月15日(水) 13:15 〜 16:15 318 (318)

東口 武史(宇都宮大)

14:00 〜 14:15

[15p-318-4] 耐熱鋼に添加された微量軽元素のX線吸収スペクトル測定

志岐 成友1、藤井 剛1、浮辺 雅宏1、Fons Paul1、阿部 富士雄2、大久保 雅隆1 (1.産総研、2.物材)

キーワード:X線吸収分光、超伝導検出器、放射光

フェライト相系耐熱鋼は、熱伝導率が高く、熱膨張率が小さいことから、火力発電所など高温プラント用の材料として注目されている。耐熱鋼には10元素程度が添加されているが、特に、700 ppmのBを添加し、さらにNを300 ppm添加することにより、クリープ強度・クリープ寿命が100倍程度改善される。本研究では軽元素の超伝導検出器を用いてX線吸収スペクトルを測定することにより、微量軽元素の化学状態の計測を試みた。