2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.6 プラズマライフサイエンス

[16a-313-1~13] 8.6 プラズマライフサイエンス

2017年3月16日(木) 09:00 〜 12:15 313 (313+314)

林 信哉(九大)

11:45 〜 12:00

[16a-313-12] 酸素ラジカル照射されたコウジカビ胞子の不活化と形態変化

田中 優太1、呉 準席1、加藤 雅士1、橋爪 博司2、太田 貴之1、堀 勝2、伊藤 昌文1 (1.名城大、2.名古屋大)

キーワード:プラズマ、コウジカビ、走査型電子顕微鏡

低温プラズマの農業への応用が研究されている。しかしプラズマ中にはイオン、電子、ラジカルや紫外線が存在し、それらの効果は定量的となっていない。我々はプラズマ中に生成される中性な酸素ラジカルのみ供給できる非平衡大気圧ラジカル源を用いてミドリカビ胞子の不活化を行い、基底状態酸素原子が殺菌因子であることを示した。本研究ではコウジカビ胞子の酸素ラジカルによる不活化効果とSEMによるカビ胞子の形態変化を検証した。