2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[16a-P2-1~18] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2017年3月16日(木) 09:30 〜 11:30 P2 (展示ホールB)

09:30 〜 11:30

[16a-P2-10] SHG顕微鏡による細胞膜損傷の評価と既存の毒性試験との相関SHG顕微鏡による細胞膜損傷の評価と既存の毒性試験との相関

近藤 良亮1、大堀 裕平1、加藤 徳剛1 (1.明大理工)

キーワード:非線形光学、細胞膜、細胞毒性試験

我々は分子配向に敏感な第二次高調波発生(SHG)を利用して膜損傷を評価する方法を提案し、CCK-8アッセイにより求めた培地中のPEI濃度に対する細胞生存率の関係と、PEI濃度に対するSHG強度の関係との相関を明らかにすることを目的とした。色素分子数に比例するTPF強度(ITPF)で、SHG強度(ISHG)を割り、細胞当たりのISHG/ITPFを算出し、CCK-8アッセイ結果と比較したところ、細胞膜における分子配向の乱れが細胞毒性に関係していることが分かった。