2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

[16p-316-1~7] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

3.5と3.14のコードシェアセッションあり

2017年3月16日(木) 13:45 〜 15:30 316 (316)

梅村 信弘(千歳科技大)

14:15 〜 14:30

[16p-316-3] 光偏向器の解像点数最適化のためのKTN結晶中の光線の解析

今井 欽之1、上野 雅浩1、佐々木 雄三1、阪本 匡1 (1.NTT デバイスイノベーションセンタ)

キーワード:KTN、光偏向器、解像点数

KTa1-xNbxO3(KTN)光偏向器は、KTNの強い電気光学(EO)効果を利用した高速光偏向器である。この光偏向器では、結晶中に電子を注入して空間電界を発生させ、EO効果で生じた屈折率分布によって光線を累積的に曲げている。偏向が強いと光線は結晶の壁に当たり、これが偏向の限界を与えている。今回、KTN光偏向器の解像点数の最適化を目的とし、結晶中の光線の軌跡を解析したので報告する。