[16p-B6-1~16] 17.2 グラフェン

[16p-B6-9] [講演奨励賞受賞記念講演] 架橋グラフェンナノリボンアレイのウェハースケール高集積化合成と光電子デバイス応用

〇鈴木 弘朗¹、金子 俊郎¹、澁田 靖²、大野 宗一³、前川 侑毅²、加藤 俊顕¹ (1.東北大院工、2.東大院工、3.北大院工)

キーワード：グラフェン、グラフェンナノリボン、プラズマＣＶＤ

これまで本研究グループではNiナノバー触媒プラズマCVDにより架橋グラフェンナノリボン(GNR)の合成に成功している. 本研究では分子動力学計算及び相図理論解析と実験結果の比較により, 架橋GNR合成機構を明らかにした. これらを基に条件最適化を行い, 100万本以上の架橋GNRを高効率で大規模集積化合成することに世界で初めて成功した．さらにGNRの光電子デバイス応用に向け，特異な光電流応答の観測に成功した．