2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[16p-F201-1~7] 12.1 作製・構造制御

2017年3月16日(木) 13:30 〜 15:15 F201 (F201)

松原 亮介(静岡大)

14:15 〜 14:30

[16p-F201-4] ツイスト角変化による低電圧駆動液晶表示素子

山口 留美子1 (1.秋田大理工)

キーワード:液晶、弱アンカリング、ツイステッドネマチック素子

90度ツイステッドネマチック(TN)表示素子は,強アンカリング配向界面を用いているが,方位角アンカリング力を制御することでねじれ角を変えることが可能である。ねじれ角が0度となるような弱アンカリング界面を用いることにより,電圧印加時にホモジニアス配向からTN配向へと変化する素子を提案した。計算により、5CB液晶を使用した場合、Wa=K22/dではV90の駆動電圧が、通常のTN素子の1.7Vから1.45Vへ低減することを示した。