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[16p-P3-15] 高濃度P+ダイヤモンドエピ膜の結晶歪と欠陥評価
キーワード:ダイヤモンド、X線トポグラフィー、半導体
私は絶縁性HPHT結晶上にエピ成長したp+層に関して結晶歪、転位欠陥について検討を行った。用いた試料は、Ⅰb型HPHT結晶(3×3mm2)を基板とし、その上にp+を2μm、HFCVD法で成長したものである。測定方法は、X線を用いたロッキングカーブ、逆格子空間マッピング、SR光によるトポグラフィ、RAMAN分光法などを用いて結晶評価を行った。結果として規則性(2.43μm×n)を持った欠陥が、<110><-110>系のすべり方向ではなく<100>投影方向に生じていることが確認できた。