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[16p-P6-3] エレクトロスプレー法による有機薄膜太陽電池の活性層の最適化
キーワード:エレクトロスプレー、有機薄膜太陽電池
我々はエレクトロスプレー法(ES法)を用いた有機薄膜太陽電池における活性層の製膜条件の検討を行った。今回作製した素子はITO基板上に正孔輸送層としてPEDOT:PSSを、活性層としてP3HT:PCBM60を用いたバルクヘテロ構造とした。活性層を噴霧する溶媒にはオルトジクロロベンゼン(o-DCB)とメチルエチルケトン(MEK)の2種を用いた。AFMによる評価を行った結果、ES法で製膜した基板は直径10μm程度の液滴痕を確認した。これは液滴が基板表面に着弾した際に乾燥して積層したためと考えられる。