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[17a-411-8] BiFe1-xMnxO3のスピン構造変化
キーワード:マルチフェロイック、ペロブスカイト、BiFeO3
BiFeO3は室温で反強磁性と強誘電性を併せ持つマルチフェロイック物質である。我々の研究グループにおいてBサイト置換したBiFe1-xCoxO3では室温かつゼロ磁場下で自発磁化をもつことを確認した。一方、BiFe1-xMnxO3においても弱強磁性の発現が報告されているが、自発磁化の大きさが置換量に依存しており、観察された弱強磁性の起源がはっきりとわかっていない。そこで、粉末試料、薄膜試料を作製し、メスバウアー分光測定により、スピン構造を調べた。