2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.1 強誘電体薄膜

[17a-411-1~11] 6.1 強誘電体薄膜

6.1と13.3と13.5のコードシェアセッションあり

2017年3月17日(金) 09:00 〜 12:00 411 (411)

安井 伸太郎(東工大)、吉田 慎哉(東北大)

11:00 〜 11:15

[17a-411-8] BiFe1-xMnxO3のスピン構造変化

浅倉 武志1、山本 孟1、清水 啓佑1、重松 圭1、北條 元1,2、壬生 攻3、東 正樹1 (1.東工大フロンティア材料研、2.九大、3.名工大工)

キーワード:マルチフェロイック、ペロブスカイト、BiFeO3

BiFeO3は室温で反強磁性と強誘電性を併せ持つマルチフェロイック物質である。我々の研究グループにおいてBサイト置換したBiFe1-xCoxO3では室温かつゼロ磁場下で自発磁化をもつことを確認した。一方、BiFe1-xMnxO3においても弱強磁性の発現が報告されているが、自発磁化の大きさが置換量に依存しており、観察された弱強磁性の起源がはっきりとわかっていない。そこで、粉末試料、薄膜試料を作製し、メスバウアー分光測定により、スピン構造を調べた。