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[17a-413-8] 生細胞に投与した薬剤のアルキン標識・増強ラマンイメージング
キーワード:アルキン標識、表面増強ラマン散乱、薬剤
アルキン標識と金ナノ粒子を用い、生細胞に投与した薬剤の高感度ラマン分光イメージングを行った。アルキンを薬剤にタグとして導入すると、サイレント領域に特徴的なピークを示し、選択的に観察できる。さらに金ナノ粒子を用いる事で、薬剤のラマン散乱を増幅できる。本研究では、金ナノ粒子を細胞内に導入し、標識薬剤を投与してラマン顕微鏡でイメージングを行い、細胞内の粒子からアルキン由来の増強ラマンピークを検出した。