[17a-419-1~12] 6.3 酸化物エレクトロニクス

[17a-419-11] SrTiO₃(001)およびLaAlO₃(001)基板上へのCaFeO₃/LaFeO₃
ヘテロ構造の作製および磁気的特性

〇赤澤 孝徳¹、大橋 祥平¹、松山 裕貴¹、小山 智之¹、王 春¹、張 琦¹、宋 華平¹、永田 知子¹、山本 寛¹、岩田 展幸¹ (1.日大理工)

キーワード：薄膜、酸化物、ペロブスカイト

SrTiO₃(STO)基板上に成膜したLaAlO₃(LAO)薄膜は、基板、薄膜共に非磁性体であるにもかかわらず、界面の一部に面内容易軸の弱強磁性を有し、電界印加により、室温において磁気特性制御が観測されている。本研究では、磁性原子であるFe を含み、反強磁性体であるLaFeO₃およびCaFeO₃を材料として用いて上記のLAO/STO 構造と類似の酸化物ヘテロ構造を作製したので報告する。