2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[18p-221C-1~8] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年9月18日(火) 13:15 〜 15:30 221C (2Fラウンジ1)

竹原 宏明(東大)、當麻 真奈(関西学院大)

13:30 〜 13:45

[18p-221C-2] プラズモニックディッシュ上のDi-4-ANEPPSの増強蛍光を用いた
神経自発活動のリアルタイム計測

〇(PC)箕嶋 渉1、細川 千絵2、工藤 卓1、田和 圭子1 (1.関西学院大、2.産総研)

キーワード:プラズモニックディッシュ、培養神経回路網、膜電位イメージング

神経細胞が発する自発活動といわれる電気活動は脳機能の基盤として注目されており,単一細胞レベルでの計測が求められている.そこで,電位感受性色素で神経細胞の電気活動を可視化する手法が有効であるが,色素の電位変化が乏しくS/Nの良い計測が困難である.そこで,増強蛍光を得られるプラズモニックチップ上で膜電位を蛍光観察し,自発活動の計測を試みた.会議では,特に低倍率対物レンズを用いた広範囲計測についての結果を詳細に報告する.