2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[18p-231B-1~17] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2018年9月18日(火) 13:15 〜 17:45 231B (231-2)

渡辺 賢一(名大)、藤原 健(産総研)

16:15 〜 16:30

[18p-231B-12] 位置有感型比例計数箱PS-TEPCの開発:ISSにおけるLET分布の導出

岸本 祐二1、佐々木 慎一1、高橋 一智1、齋藤 究1、寺沢 和洋2、身内 賢太朗3、池田 直美4、桝田 大輔4、永松 愛子4、勝田 真登4、松村 祐介4、松本 晴久4、森 國城4、谷森 達5、窪 秀利5、内堀 幸夫6、北村 尚6 (1.KEK、2.慶応大、3.神戸大、4.JAXA、5.京大、6.QST)

キーワード:線量計、国際宇宙ステーション、PS-TEPC

日本語:PS-TEPCは2016年12月9日にHTV6号機にて種子島より打ち上げられた。12月14日に国際宇宙ステーション日本実験モジュール「きぼう」船内への取り付けが行われ、立ち上げ、動作チェック、パラメータ調整を終えた後に定常運用を開始した。本講演では線量当量を導出するために肝要となるLET分布の導出に焦点をあて、検出器のレスポンスを細かく入れ込んだシミュレーションを含む各種の補正について説明すると共に得られているLET分布を示す。