2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[19p-221C-1~16] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年9月19日(水) 13:15 〜 17:45 221C (2Fラウンジ1)

宮本 浩一郎(東北大)、笹川 清隆(奈良先端大)、西澤 松彦(東北大)

15:45 〜 16:00

[19p-221C-10] 絹フィブロインで酵素を固定化した拡張ゲートFETのグルコース検出特性

池 広大1、大西 勇輔1、広藤 裕一1、小池 一歩1、矢野 満明1 (1.大阪工大ナノ材研)

キーワード:バイオセンサー、グルコースセンサー、FET

近年,体液に含まれる健康マーカを連続かつ,繰り返し測定可能なバイオセンサーに関心が高まっている.我々は拡張ゲートタイプのFETを用いて,体液に含まれる糖(グルコース)を高感度で検出できるグルコースセンサーの開発を進めている.既に,拡張ゲート表面に絹フィブロイン酵素膜をキャスト法で固定化したグルコースセンサーを報告しているが,今回,膜厚制御性に優れたスピンコート法で作製することに成功したので,その結果を報告する.