2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[19p-222-1~12] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2018年9月19日(水) 13:30 〜 17:00 222 (222)

三浦 篤志(北大)、池添 泰弘(日本工大)

13:30 〜 14:00

[19p-222-1] [有機分子・バイオエレクトロニクス分科会奨励賞受賞記念講演] 一分子計測による基板支持人工脂質二重膜の膜物性評価と膜タンパク質系への応用

茂木 俊憲1、山崎 憲慈2、荻野 敏郎3、手老 龍吾4 (1.群馬大院理工、2.北大院工、3.横国大工、4.豊橋技科大 環境・生命)

キーワード:脂質二重膜、一分子計測、原子間力顕微鏡

基板に支持した人工脂質二重膜(SLB)は、単一分子拡散観察(SPT)や原子間力顕微鏡(AFM)等の分子レベルでの物理化学計測が可能であることから細胞膜モデル系として有用である。本研究では細胞膜のような非対称性や異方性を人為的にSLB へ付与することを目的とし、酸化物基板上のSLB 内の分子拡散およびその膜構造を検討した。