2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 材料・プロセスが切り開く未来半導体デバイス

[19p-233-1~12] 材料・プロセスが切り開く未来半導体デバイス

2018年9月19日(水) 13:30 〜 17:50 233 (233)

大田 晃生(名大)、田岡 紀之(産総研)

16:15 〜 16:45

[19p-233-8] 酸化物半導体/IV族半導体を用いた超低消費電力トンネルトランジスタ

加藤 公彦1、松井 裕章1、田畑 仁1、竹中 充1、高木 信一1 (1.東大院工)

キーワード:トンネルFET、酸化物半導体、IV族半導体

超低消費電力なスイッチング素子として着目される量子トンネル電界効果トランジスタ(TFET)の高性能化に向け、我々は酸化物半導体とIV族半導体を積層させたbilayer TFETを提案している。酸化物半導体とIV族半導体を組み合わせたtype-IIエネルギーバンド構造や、接合面全域に渡るトンネル現象により、TFETの高性能化が期待できる。TCADシミュレーションによる素子の性能予測と、ZnO/SiやZnO/Geを用いた素子の動作実証について報告する。