2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[19p-438-1~19] 3.8 光計測技術・機器

2018年9月19日(水) 13:45 〜 19:00 438 (3Fラウンジ)

塩田 達俊(埼玉大)、安井 武史(徳島大)、田邊 健彦(産総研)

15:30 〜 15:45

[19p-438-7] 光位相変調器によるPound-Drever-Hall共振器安定化法の残留周波数雑音低減

〇(P)遠藤 護1、Schibli Thomas R.1,2,3 (1.コロラド大、2.NIST、3.JILA)

キーワード:Pound-Drever-Hall、周波数雑音、挟線幅レーザー

Pound-Drever-Hall共振器安定化法(PDH法)で挟線幅レーザーを得る際、フィードバック帯域を拡張し、周波数雑音(つまり線幅)を30 dB以上低減する手法を紹介する。この手法は追加の光学素子を必要としないためロスがない。また数個の電子回路で実現でき、ほぼすべてのPDH法に適用可能である。さらに、レーザー共振器の外部での制御のため、市販のレーザーに対しても応用ができるという利点もある。