2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[19p-PB1-1~37] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2018年9月19日(水) 13:30 〜 15:30 PB (白鳥ホール)

13:30 〜 15:30

[19p-PB1-13] 相転移VO2の金属的状態間を推移する発振現象 (2)

青戸 智寛1、戸部 龍太1、沖村 邦雄1、ムスタファ ザグリウィ2、坂井 穣2 (1.東海大院工、2.トゥール大 GREMAN UMR-CNRS 7347)

キーワード:二酸化バナジウム、自励発振現象

近年, 二酸化バナジウム (VO2) の絶縁体-金属相転移 (Insulator-Metal Transition: IMT) を利用したニューロン素子が注目されている. VO2ニューロン素子は発振現象を動作原理としており, 応用に向けてVO2の発振現象を詳細に調査していく必要がある. 我々は, VO2を動作層とした薄膜デバイスの作製と15 MHz以上の高周波発振特性が得られる金属的状態間を推移する発振現象を報告した. 本研究では, 金属的状態間を推移する発振現象のメカニズムを解明することを目的とした.