2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

16 非晶質・微結晶 » 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

[20a-135-1~9] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2018年9月20日(木) 09:00 〜 11:30 135 (135)

内野 隆司(神戸大)、斎藤 全(愛媛大)

09:30 〜 09:45

[20a-135-3] ガンマ線照射による酸化物ガラス中のCuイオンの価数変化挙動

橋川 凌1、木野村 淳2、齋藤 毅2、岡田 有史1、若杉 隆1、角野 広平1 (1.京工繊大、2.京大複合研)

キーワード:銅、ガンマ線照射、酸化物ガラス

ガラスに放射線が照射されると,ガラス内に電子正孔対が生成し,その一部はガラス中に存在する金属イオンによって捕獲され,金属イオンの価数が変化する.放射線照射後に増加した発光種のイオンによる発光はラジオフォトルミネッセンス(RPL)と呼ばれ,当研究室では0.005 mol% CuOをドープした25Na2O・25Al2O3・10B2O3・40SiO2でCuのRPLを見出した.本発表では,ガラス中のCuイオンの価数変化,吸収線量,RPL強度との関係について定量的な評価を試みた.