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△ [20a-231A-2] 紫外光照射および熱処理後のIGZO膜中の酸素空孔量
キーワード:溶液法、XPS、フォトルミネセンス
XPS測定によると,250,300℃焼成IGZO薄膜中の酸素空孔は,7.21eVの紫外光を照射すると増加し,250℃で熱処理すると減少するが,350℃焼成IGZO薄膜中の酸素空孔は,紫外光を照射してもほとんど増加しない。フォトルミネセンス(PL)を測定すると,2.2eV付近をピークとするPLの強度の変化の傾向が酸素空孔量の変化と同様であると判明した。PL測定も酸素空孔量の評価に有用であると言える。