2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

コードシェアセッション » 【CS.9】 10.1 新物質・新機能創成(作製・評価技術), 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術, 10.3 スピンデバイス・磁気メモリ・ストレージ技術, 10.4 半導体スピントロニクス・超伝導・強相関のコードシェアセッション

[20p-131-1~8] 【CS.9】 10.1 新物質・新機能創成(作製・評価技術), 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術, 10.3 スピンデバイス・磁気メモリ・ストレージ技術, 10.4 半導体スピントロニクス・超伝導・強相関のコードシェアセッション

2018年9月20日(木) 13:00 〜 15:15 131 (131+132)

後藤 穣(阪大)

13:15 〜 13:30

[20p-131-2] 電圧磁化反転を用いた乱数発生の試み

福島 章雄1、山本 竜也1、野崎 隆行1、薬師寺 啓1、久保田 均1、湯浅 新治1 (1.産総研・スピン)

キーワード:乱数、乱数発生器、電圧トルク磁化反転

我々は磁気抵抗素子の確率的な振る舞いを用いた乱数発生器(スピンダイス)の開発を行っている。これまでのスピンダイスはスピントルク磁化反転の確率的な振る舞いを用いたものであり、スピントルクMRAMとの親和性が高いことを利点としていたが、近年さらに低消費電力である電圧磁化反転を用いたMRAMに注目が集まっている。そこで、電圧トルク磁化反転を用い、確率的な磁化反転を用いることで、乱数生成が可能であるかを確かめた。