2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[20p-222-1~23] 6.2 カーボン系薄膜

2018年9月20日(木) 13:15 〜 19:30 222 (222)

青野 祐美(防衛大)、針谷 達(豊橋技科大)、寺地 徳之(物材機構)、加藤 有香子(産総研)

16:15 〜 16:30

[20p-222-12] カーボン系材料の表面化学修飾法を利用した硫黄官能基化ポリマー材料の作製

中村 挙子1、大花 継頼1、土屋 哲男1 (1.産総研)

キーワード:表面化学修飾、硫黄官能基、ポリマー材料

ポリマー材料は軽量、フレキシブル性などの特性を有し、表面化学修飾を施すことによってより高付加価値の材料となることが期待される。演者らは、これまで光化学修飾法を用いたカーボン材料表面上への各種官能基導入法について検討し、簡便な表面官能基化プロセスを開発してきた。本研究では、適用可能な既存技術が限定されるポリマー材料表面の表面改質にカーボン系材料の光化学修飾技術を適用することにより、硫黄官能基化ポリマー材料の作製について検討するとともに、金属ナノ粒子固定への応用についても検討した。