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[20p-222-22] 真空雰囲気下でのグラファイト状窒化炭素薄膜の電気伝導
キーワード:薄膜、窒化炭素、半導体
グラファイト状窒化炭素(g-C3N4)は、エネルギーバンドギャップが約2.7 eV の半導体の性質を持っており、光半導体デバイスとして応用が期待できる。膜の高品質化を目指し真空蒸着法にてg-C3N4薄膜の合成を行い、その電気伝導の評価をするため、合成した薄膜上にギャップ型のアルミニウム電極を真空蒸着により形成し、I-V特性、分光感度の測定を行った。測定の結果、暗伝導率はおよそ2×10-8 S/m となり大気下で合成したg-C3N4薄膜に比べ2桁以上大きいことが分かった。