[20p-231B-1~14] 12.2 評価・基礎物性

[20p-231B-3] 共蒸着によりF₄TCNQを添加したDNTT膜におけるキャリアドーピング評価

〇松村 浩司¹、中西 加奈¹、山本 亮²、野田 啓² (1.㈱東レリサーチセンター、2.慶大理工)

キーワード：ジナフトチエノチオフェン、テトラフルオロテトラシアノキノジメタン、有機薄膜トランジスタ

有機薄膜トランジスタ(OTFT)は、コンタクト電極と半導体層界面に生じる接触抵抗低減を目的として、分子性ドーパントを用いたキャリアドーピング^[1]が行われている。本報では、ジナフトチエノチオフェン(DNTT)に対して、電子受容性ドーパントであるテトラフルオロテトラシアノキノジメタン(F₄TCNQ)を添加した試料において、キャリアドーピングの効果を様々な手法を用いて評価した結果について報告する。