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[20p-234A-13] Ar+O2+H2スパッタによるIn-Ga-Zn-O薄膜トランジスタの低温形成
キーワード:In–Ga–Zn–O、薄膜トランジスタ、フレキシブルデバイス
従来のAr+O2スパッタ法で成膜したIGZOは多くの欠陥準位を含み、適切なTFT特性・信頼性を得るには300℃程度の熱処理が必要であった。低耐熱プラスチック基板上に直接IGZO薄膜トランジスタ(TFT)を作製するには最高プロセス温度を150℃以下にすることがキープロセスとなる。今回我々はAr+O2+H2雰囲気でのスパッタ法により、最高プロセス温度150℃にて良好な特性を有するIGZO TFTを実現したので報告する。