17:15 〜 17:30
△ [20p-234A-14] Ar+O2+H2スパッタIn-Ga-Zn-OによるSchottkyダイオード特性向上
キーワード:InGaZnO、ショットキーダイオード、フレキシブルデバイス
In-Ga-Zn-O (IGZO)は、高い電界効果移動度を有し、室温成膜可能であることから、フレキシブルデバイスへの応用が期待される。これまで、最高プロセス温度200℃にてPtとIGZOのSchottky接合で、整流比8桁, 障壁高さ0.91 eV, 理想因子1.04のSchottkyダイオード特性が報告されている。我々はIGZOスパッタ時の成膜ガスであるArおよび酸素に加えて水素を導入することで、最高プロセス温度150℃にて整流比10桁, 障壁高さ1.17 eV, 理想因子1.07のSchottkyダイオード特性を実現した。