2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20p-PA4-1~23] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年9月20日(木) 13:30 〜 15:30 PA (イベントホール)

13:30 〜 15:30

[20p-PA4-23] 近赤外線レーザーによる細胞3D組織体の構築;タンパク共存効果の検討

宮崎 幹1、山崎 健広1、貞包 浩一朗1、剣持 貴弘1、吉川 研一1 (1.同志社大)

キーワード:細胞、再生医療、レーザー

再生医療分野の発展には三次元組織化し,ミニ臓器を形成する技術は重要な課題である.
光ピンセットシステムは非接触的に細胞を操作することが可能であり,細胞の損傷が極めて少ないことが知られている.本研究では,高分子としてlysozymeを用い安定な三次元細胞組織体の構築を試みた.高分子を添加していない溶液中では細胞を配列後,接触させた細胞対が脱離するが,lysozymeを含有した溶液中では細胞間の配列を維持することを確認した.