2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[21a-212A-1~10] 3.9 テラヘルツ全般

2018年9月21日(金) 09:00 〜 11:45 212A (212-1)

永井 正也(阪大)、松原 英一(大阪歯科大)

10:00 〜 10:15

[21a-212A-5] カーボンナノチューブフィルム・金属直列結合による高感度テラヘルツ波検出および非破壊検査に向けた撮像デバイス応用

〇(M1)李 恒1、鈴木 大地1、落合 雄輝1、孫 美玲1、河野 行雄1 (1.東工大未来研)

キーワード:テラヘルツイメージング、カーボンナノチューブフィルム、光熱起電力効果

今回我々は、単層カーボンナノチューブフィルム型テラヘルツ波検出器の電極構造として新規に直列結合構造を導入し、光熱起電力効果に基づき電極材料を最適化することにより、7pW/Hz1/2という室温動作熱型テラヘルツ波検出器として世界最高レベルの検出感度を達成した。本講演では、従来型テラヘルツ波検出器が抱える構造的問題点から、本研究で新規に設計・作製したデバイスを用いたテラヘルツイメージング応用まで幅広く紹介する。