2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

7 ビーム応用 » 7.1 X線技術

[21p-235-1~12] 7.1 X線技術

2018年9月21日(金) 13:30 〜 16:45 235 (3Fラウンジ2)

東口 武史(宇都宮大)、江島 丈雄(東北大)、豊田 光紀(東京工芸大)

14:30 〜 14:45

[21p-235-5] 非負最小絶対値法による多成分試料のX線回折のロバスト解析

石井 真史1、小澤 哲也2、紺谷 貴之2 (1.物材機構、2.リガク)

キーワード:X線回折、ロバスト解析、ゆらぎ

観測領域を絞った分析では、繰り返し測定に対して不可避的に観測結果がゆらぐことがある。本研究では、X線回折を例にして測定ゆらぎに強い、ロバスト解析を提案する。ロバスト解析自体は、様々な損失関数が既に提案されている。しかしこれらの損失関数は、ロバストとなる領域を、パラメータを使って任意に調整可能であり、結局は解析に非ロバスト性が残る。そこで新たに絶対値を最小化する最小絶対値法を提案する。