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[21p-235-5] 非負最小絶対値法による多成分試料のX線回折のロバスト解析
キーワード:X線回折、ロバスト解析、ゆらぎ
観測領域を絞った分析では、繰り返し測定に対して不可避的に観測結果がゆらぐことがある。本研究では、X線回折を例にして測定ゆらぎに強い、ロバスト解析を提案する。ロバスト解析自体は、様々な損失関数が既に提案されている。しかしこれらの損失関数は、ロバストとなる領域を、パラメータを使って任意に調整可能であり、結局は解析に非ロバスト性が残る。そこで新たに絶対値を最小化する最小絶対値法を提案する。