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△ [17p-B403-7] グラフェン可飽和吸収体を用いた2.8 μm帯QスイッチEr:Lu2O3セラミックレーザー
キーワード:中赤外レーザー、セラミックレーザー、グラフェン可飽和吸収体
Er3+添加Lu2O3透光性セラミックスを用いて、出力2.6 Wの室温での2.8μm帯cw発振に成功した。これは現在Er:Lu2O3セラミックレーザーで報告されている最高出力である。さらなる高ピーク出力化を図るため、グラフェンを可飽和吸収体として用いた受動Qスイッチングによるパルス発振を試みた。その結果、安定したQスイッチパルス動作を確認し、10.6 W励起時、パルス幅300 ns、繰り返し周波数140kHz、平均出力1.3 Wであった。パルスエネルギーは最大で9.4 μJ、ピーク出力33 Wであり、いずれも現在Er:Lu2O3で報告されている最大値である。