2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[17p-P11-1~37] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年3月17日(土) 16:00 〜 18:00 P11 (ベルサール高田馬場)

16:00 〜 18:00

[17p-P11-34] 水晶振動子上にプラズマ開始重合で形成した分子インプリントポリマー膜を用いるヘパリンセンサ第三報

折原 耕平1、引地 敦1、有田 智彦1、〇六車 仁志1、吉見 靖男1 (1.芝浦工大工)

キーワード:分子インプリンティングポリマー、ヘパリン、プラズマ開始重合

分子インプリンティングポリマー(MIP)は、生体機能を模倣しながら、人工物であるため、安価、耐久性などの利点を有する。MIPは、バルク状態では多くの報告がなされているが、薄膜化技術が障害となり、センサ利用は数少ない。本研究では、プラズマ開始重合法(PIP)でMIP薄膜作製した。今回の発表は、MIP膜の評価をX線光電子分光法(XPS)や原子間力顕微鏡(AFM)で行ったことの報告である。また、副作用が少なく医療分野にて多用される低分子ヘパリンの検出も行った報告である。